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在神戸ポーランド共和国名誉領事館です。                                                         Polski

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『友好の絆100年経てなお』



 ポーランドの首都ワルシャワにあるナザレ校と2011年姉妹校提携し、高校生同士の交流を図っています。現地の大統領宮殿に招かれ、生徒と一緒に取り組みについて発表したことも。16年には名誉領事に任命していただきました。
 ポーランドと日本の国民性には共通点がある気がします。性格はどちらかというとシャイ。初対面の相手になれなれしく振る舞うことは少ないですが、親しくなると胸襟を開いて接してくれる人情味があります。
 ポーランドは1918年に独立を果たすまで120年以上、ロシアやオーストリア、プロイセン(現ドイツ)に分断支配を受けました。その間も自国の文化やアイデンティティーを保ち続け、独立運動を絶やさなかった。だから誇り高い民族という印象も強いです。
 また運動家たちは政治犯としてシベリアに抑留されました。独立後、極寒の地で命を落とした抑留者の子ども765人を受け入れたのが、日本でした。杉原千畝がリトアニアの領事館でビザ(査証)を発給し続け、多くのポーランド系ユダヤ人が救われたことも彼らの記憶に刻まれています。
 姉妹校提携を結んだのは、そういった両国の歴史的背景に感銘を受けたからこそ。W杯を機に友好の歴史にもスポットライトが当たればうれしいですね。
 サッカーはポーランドで最も人気のあるスポーツで、空港でも代表チームの赤白のマフラータオルなどが販売されています。国民的ヒーローはFWのレバンドフスキ選手。Jリーグ1部のヴィッセル神戸から移籍した森岡亮太選手のように、ポーランドでプレーする日本人もいるようです。
 何といっても来年は日本とポーランドの国交樹立100周年。節目を前に開かれるW杯をきっかけに、互いの国に関心が高まればと期待しています。私も若者同士の交流を通じ、両国の友好に貢献していきます。

                                2018.6.26. 神戸新聞 朝刊 掲載

ポーランド
 バルト海に面した東欧の国。日本の8割ほどの面積に3800万人が暮らし、多くがカトリックを信仰する。18世紀後半に隣接3国に分割され、一時は国家が消滅。1918年に独立以降も、第2次大戦でナチス・ドイツとソ連に分割統治されるなど、周辺大国に翻弄された。首都ワルシャワの旧市街は対戦で荒廃したが、後に復元され、歴史地区として世界遺産に認定された。



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